序文
今週見たアニメについて、週単位でまとめています。
タイトルは秋アニメ「アニメガタリズ」のリスペクトです。
適当にテーマで区切って雑記していくスタイルをとります。
秋アニメについて2
秋クール後発組の1話の感想です。
なんか後発の方が気合い入ってるのはなんでだろう。
とりあえず全てのアニメが始まりましたので、1話(あるいは2話)を見た段階での評価は
2位以下:UQ、ラッシャイ、このはな、ブレンドS、ゆゆゆ、宝石の国、つうかあ、Evil or Live、URAHARA、アニメガタリズ、クジラの子らは砂上に歌う、妹さえいればいい
という感じです。相変わらずJust Because!一強感ありますが、。そのくらい刺さった一話でしたね。
以下、語りたいことのある作品ごとに細かく書いていきます。
処女ビッチ
今期の俺たちのKADOKAWA10話枠だが、いまいち勢いが足りない。
はじギャルと比べるとサブキャラの魅力が薄いからか。
悠木碧の演技幅は堪能できるが、せめて主人公にもうひとつ面白みが欲しい。
浅沼さんのハイテンションなツッコミはやはり偉大だった。
つうかあ
今期期待度は一番。
一話がキャラ見せ紹介といういつものシルリンのパターンだったが、アシタバ丸の二人のバックストーリーもざっくり語られているので情報量的には濃いめ。
アンジュ・ヴィエルジュと同じように三話以降の伏線として2話までを使う感じか。
WUG新章
今期で一番言いたいことがある。
端的に言って好きだったWUGではなくなっている。
キャラは同じだが、全体に陰を落としていた暗さのようなものがなくなっていた。
じゃあ暗さの無い分キラキラしてるのかというと、それもイマイチ、ラブライブサンシャインのような「話の筋よりシーンの尊さ、関係性の強さで殴る」という意志を感じられない。みにゃみの大食いのようなキャラの表層的な部分の組合せばかりという感じか。
作画の方面もイマイチ。崩れてはいないが、なんというかカメラ使いがダサい。
特にキツいのがダンスシーン。ヤマカンの抜けた「穴」が明確に見えてしまっている。とにかくカメラが動き回るので酔う。俯瞰カメラを舐めるようにスライドさせていくアングルは無印アイマスみたいに全作画でやるならまだ意味があるけど、CGだとキメにはならない。正面から全体を映すような分かりやすい絵がほとんどなくて、斜めからとか俯瞰とかのカメラ位置が多すぎる。それに加えて振り付けが複雑なせいで情報量過多であり、画面がごちゃごちゃでうるさい。
大体WUGアニメ映画から更に新曲もいろいろ出しているのにワザワザ旧作の曲を持ってくるあてつけの感じもひどいが、あてつけどころか劣化の様が見てとれるようになってるのは惨めとしか。
ヤマカンを追い出してできたのがこのアニメなら、頭下げて戻ってきてもらった方がマシ。せめてダンスシーンだけでも助けてもらえば。
アニメガタリズ
結構良かった感じの一話。
オタクキャラのディテールがいい感じに現実に寄っているのがポイント高い。
実況勢にとっては聴き馴染みがありすぎて恥ずかしくなるような単語もちらほら出ていた。
帰宅部声優千本木さんが同じ金髪お嬢様を演じているのを見て謎の涙が出てくる人も多かったと思う。
EDが只野菜摘と田中秀和というWUGのコンビなのに、更にWUGよりレベルの高いダンスシーンをEDに持ってくるDMMさん、あまりに容赦がないと思う。
妹さえいればいい
気が狂ったような冒頭は楽しいが後半のウミガメのスープはウミガメとしての出来がいまいち釈然としない。
原作通りかは知らないけどアニオリならパクリでもいいからもうちょっと凝ったものにしてほしかった。
金元さんの演じるキャラは相変わらず可愛い。頭のねじがとんでるところまで含めて可愛い。
ボールルーム
二期に入って新ヒロインと心を近づけていく話に。それに合わせて変わったEDが非常に良い。
「揃わない足並みで並んで歩く二人」が「同じテンポで前後に分かれて歩く二人」に変わっていくというワンカット。ここで歌詞・内容・映像がかっちり合わさっており、非常にエモい。
CodeRealize
なぜ乙女ゲームの主人公は可愛いのか。
可愛い主人公といい感じにイケメンな男たちという美男美女だらけの画面は見てて楽しい。
他の乙女ゲーム原作と比べると台詞・やりとりが自然なため、見てて辟易するようなことがないのも特徴。ハラダサヤカの脚本力の高さである
いぬやしき
なんだか不思議な1話。
異星人の武器、アンドロイドの素体のような兵器に移植された主人公
しかしこの異星人の兵器、星を壊すとか言われてたけど実際にはSNSで社会的に殺したりしてるし、殺戮兵器とは思えない搦め手を使ってる。
小日向さんの演技は名優の面目躍如という感じだが、思ったより声が若い。演技力でカバーされてるがもう少ししゃがれてても良かったと思う。*1
Evil or Live
掘り出し物。
中国アニメらしい唐突に下品なギャグを挟む展開は残しつつ、演出を映画っぽくすることで間延びさせず暴力的な描写も浮かなくなっている。
ここから監獄の「中」でヒエラルキーを上っていくのか、一端は「外」を目指すのか、気になるところ
男性のいけてなさの割りに女子は可愛いところも好き。リアルさは薄れるけど。
*1:設定年齢的にはそこまで年を取ってないので見た目とのギャップを狙った感じもある