今週のアニメガタリ Vo.3 (10/15~10/21分)

序文

 今週見たアニメについて、週単位でまとめています。

 タイトルは秋アニメ「アニメガタリズ」のリスペクトです。

 適当にテーマで区切って雑記していくスタイルをとります。

 Dynamic Chordみたいなガチで語りたいものは別記事にしようとか考えているので、結果的に一言感想集です。

つうかあ2話

 1話が空ぶかしだとしたら2話からアクセル入れてきたという感じ。

 完璧お嬢様の優等生が不良少女に「あなたじゃなきゃダメ」といって求めてくる。たまらない。高山カツヒコの百合脳と田村正文監督の繊細なコンテがあわさって最強に思える。これから更にトラウマ話なども絡んできそうで期待が膨らむ。

 アンジュ・ヴィエルジュでは3話が大きな転換点となっていたが、今回はどうなるか。お嬢様組の話の決着で秋アニメ集団から一歩抜け出してくれるか。

Evil or Live

 ハオライナーズ、やはり強い。

 服を破いて携帯を発見するくだりのゲスさもひどいが、可愛そうな女の子にみせかけて色仕掛けだけにとどまらない悪女っぷりを見せつけてくる女子が良いキャラしている。打算的なメインヒロインや下半身に正直な主人公も含めて誰一人「まっとうな善人」がいない。「ネット中毒者」という設定だけでも底辺感が強いのにそこに甘えず様々なくずっぷりを披露してくるのはエンタメ力が高い。

 セックス自体はゲロでうやむやにされてしまったが、おっぱいを揉んだ瞬間に宇宙の神秘を見せてくる絵が非常に面白いのであり。

おそ松さんとWUGの並び

 1話に続きWUGをさげる話。

 ヤマカンと暗さが抜けた穴を面白さで埋められてない空虚な感じは相変わらずなのだが、2話で一番気になったのは途中で出てくる謎のバラエティ描写。いくらなんでもひどい。元ネタへのリスペクトに欠けてるとかストーリー上で機能不全を起こしているとか色々あるが、詳しいことは別の記事で語るとして、ここではおそ松さんとの対比でひどさがより際立ってしまった話。 

 まず、おそ松さん3話。3話ではネタの一つとしてトト子が大食いバトルに挑むというのがあるのだが、これが素晴らしい。面白さとしては中の上なのだが、バラエティ描写がしっかりしている。

 まず大食い番組というネタの選択がいい。フードファイト番組はテレビチャンピオン時代から続くテレ東の人気コンテンツであり、旅番組に並ぶ十八番。テレ東のアニメとして選ぶのにこれほどぴったりな題材はない。さらに司会役として照英を連れてくるという徹底ぶり。このネタのためだけにアフレコに呼んだ上に、演出用のサインまで書かせるという。ふざけたことに全力を注ぐ精神を感じる。

 翻ってWUGの2話。グルメ番組に呼ばれた二人が全国区とローカルの壁を感じるというのが前半の話、これがなかなかひどい。

 まずパロディキャラにまったくリスペクトを感じられない。彦摩呂さんとキャイ~ンの石塚さんのようなタレントが出てくるのだが、味の喩えは微妙だしリアクションは気持ち悪い。全体的に不快感すれすれで面白くない。アニメのなかに現実の人間のパロが出ることはままあるが、その中でもけっこうなひどさだと思う。

 おそ松さんで本物の照英を呼んだ直後にこの雑なバラエティ描写なので、ひどさが倍に感じる。同じ2年近く準備しての新作のはずなのだが、こうも違うのは悲しみしかない。

ネト充のすすめ

 能登さんの演技が最高にキレッキレ。美人さがありつつニートっぽい濁った声が出るのは能登さんにしかできない役では

このはな綺憚

最高のアニメ。諏訪ちゃんほんとイケメン

少女終末旅行

 男が出てきて「アニオリキャラか?おかわりか?」と思ったけど、原作通りらしいので一安心。二人ぼっちの世界ではないが滅びかけてる世界でもあるらしい。