序文
年度末です。例年と違い明確なダークホース作品がなかった2019年冬ですが、終わってみると寂しい気持ちになる作品がちらほらあり、なんやかんやいいクールでしたね。Wzやサークレットプリンセス、エガオノダイカなど、個人的にはオリジナルが強かったように思います。
4/1に新元号が発表されたりと忙しいのですが、アニメは関係なく始まるもので。春クールは今までにない様相を呈していますが、頑張って見ていきたいものです。
以下は春アニメについての、各作品の軽い紹介、勝手な予想となっています。普段は深夜アニメ・30分アニメを基本にして紹介してきたのですが、今回はショートアニメ、特に15分アニメに面白そうなものが多いので、そっちもまとめて書いてます。公式等ソースの確かなものから得た情報を使うよう心がけていますが、基本は個人的なメモの延長です。なので主観と適当な予想が交じった雑多なものになってますが、今期アニメ視聴の参考になれば幸いです。
原作ものとオリジナルは個人的に次のように分けています。
原作もの:別媒体で発表済みのストーリーをアニメでなぞる形式のもの
オリジナル:上記の原作もの以外。なぞれる原作がないもの。
上記の理由から、ラブライブ!のようなキャラだけ固まってるメディアミックスやソシャゲのアニメ化もオリジナル扱いです。アニメ見てストーリーの展開が気になったときに先取りできるのが原作もの、できないのがオリジナルだと思って貰えればいいです。
この記事は私見バリバリですが、情報だけ欲しい、5分アニメ、朝帯のアニメもカバーしたいという方は「つづきみ」のサイトをどうぞ。
ここでなら今期作品のPVをほぼ全部見ることも可能だったりします。合法的に。
オリジナル
Fairy gone フェアリーゴーン
P.A.のオリジナルアニメ。かつての大戦で兵器として使役された「妖精」という存在を使ったテロや犯罪が多発する世界が舞台となっている。妖精という設定だけだとハイファンタジーに思えるが、テーマの格は「戦争後の兵士のあり方」というかなり社会派なものになっている。
監督はジョジョ3部やはたらく細胞の鈴木氏であり、構成脚本が灰と幻想のグリムガルでおなじみのライトノベル作家、十文字青氏。社会性のあるテーマは構成の影響というところだろうか。アニメの脚本は初めてというのが気になるところだが、今期のオリジナルではかなり気になる作品。
キャロル&チューズデイ
フジテレビの+Ultra枠の作品。テラフォーミングされた火星を舞台にミュージシャンを目指す少女2人が出会うガールミーツガールものらしい。SFというよりは未来が舞台のジュブナイル作品と言った方が近い雰囲気だが、「AIによって多くの娯楽が提供されている」という設定はSF的な興味深さがある。
ボンズ制作に渡辺信一郎監督ということで、スペースダンディその他の実績で世界的に評価されている座組。そのためか、全体的に国内より国外に向けた展開の方が色濃く出ている。劇中歌は全編英語、主人公2人の歌唱役は「全世界」オーディションで選ばれており、音楽スタッフはほとんどアニメの界隈ではみかけない名である。
ネットフリックスを通して世界に向けて発信する、という+Ultraのコンセプトもあってか「俺たちのアニメ」という感じは全くしないが、ハイクオリティなのは間違いない。メイン声優2人が島袋美由利に市ノ瀬加那という声豚的な楽しさもありつつ、MXの裏被りもなくなったので期待して見たい作品。
なむあみだ仏っ!-蓮台 UTENA-
タイトルからしてギャグとしか思えないが、一応女性向けゲームが原作の作品。正確にはサービス開始前のゲームなので、事前広報の一環である。深夜の飲み会でつけたようなふざけたタイトルだが制作元はDMMであり、「刀剣乱舞」「誰ガ為のアルケミスト」に連なる1作となっている。刀、文豪ときて今度は仏の擬人化。ジャンルは「煩悩浄化バトルRPG」となっており、徳が高いのか低いのかよく分からない。
設定はどう考えてもふざけているが、前2作の並びも考えると意外に真面目な方に振る可能性も捨てきれない。サービス開始前なので知名度はかなり低い分、ダークホースになりそうな作品。
八月のシンデレラナイン
- 監督:工藤 進
- シリーズ構成:田中 仁
- アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
スマホゲームが原作のアニメ。主人公とメインヒロインが甲子園出場を目指して女子硬式野球部を立ち上げるという、青春スポーツものなあらすじとなっている。
「女子が野球をやる」というとどう頑張ってもよぎってしまうのが大正野球娘。の存在だが、舞台は現代のif世界である。*1 PVの雰囲気からすると女性らしさへの抑圧といったテーマを描くような側面はないと思われる。監督が南鎌倉高校女子野球部の工藤進、構成がゆるキャン・あんハピの田中仁ということでなかなか豪華なメンツであり、期待したい。
叛逆性ミリオンアーサー 第2シーズン
ミリオンアーサーシリーズのアニメ、分割2期の後半戦。「正気を装ってる分弱酸性より狂気では」という感想も出てた前半戦からスタッフも制作会社も変わっておらず、同じくらいのクオリティが期待できそう。「叛逆性」という言葉がどこでかかってくるのかが気になるところ。
RobiHachi
ギャグでおなじみの高松監督のオリジナルアニメ。東海道中膝栗毛をスペースSFにするというコンセプトらしく、主役2人も弥次喜多をもじった名前になっている。構成の人はアニメより実写の方が主の人のようだが、このテーマならむしろ適任なのだろうか。
さらざんまい
今期のノイタミナ枠。ユリ熊嵐以来の幾原監督作品である。主人公男子3人がいきなり河童にされて元に戻るためにゾンビの尻子玉を探す、という意味の分からないあらすじの時点で幾原イズムがあふれている。
幾原監督作品なので事前に語れることは「ユリ熊嵐が女性キャラ中心だったけど今回は男性キャラ中心」くらいしかない。個人的に気になるところはピングドラム・ユリ熊嵐と幾原監督作品でメインに絡んでいた荒川美穂さんが出るかどうかというところぐらいか。
BAKUMATSUクライシス
- 監督:サトウ光敏
- シリーズ構成:横谷昌宏
- 制作:スタジオディーン
2018年秋にやってた幕末アニメの分割後半。分割なのに監督が変わっていたりしてるが、大丈夫なのだろうか。TBSモクヨル枠(自称:アニメリコ)は春クールこれとけいおん!の再放送しかないので枠存続のためにも頑張ってほしい。
原作あり
消滅都市
- 監督:宮繁之
- シリーズ構成:入江信吾
- 助監督:室谷 靖
- 制作:マッドハウス
スマホのRPGゲームが原作のアニメ。スマホゲームといいつつかなりストーリーに評判があるらしく、アニメ化希望の声も多かったようである。突如消滅した都市の真相を知るべく少女と運び屋が旅をするというのがメインとなるストーリー。ゲームの方は一区切りついて2へ移行したようなので、そのあたりまでアニメにするのだろうか。
人気ゲームが原作というだけあって、鬼平の監督に制作はマッドハウスというなかなか手堅いスタッフ陣となっている。
群青のマグメル
中国の漫画が原作のアニメ。日本ではジャンプ+を通じて配信されている。だからというわけではないが、「世界に突如現れた新大陸で探検家たちを救助することを生業にしている主人公」というジャンプのような王道ぽさを感じられる漫画となっている。キャラデザもなんとなく少年漫画っぽさがあり、かつ制作もぴえろぷらす+ということで夕方アニメのような印象さえある。時間帯も早めなので小学生に流行らないだろうか。
世話やきキツネの仙狐さん
今期の動画工房アニメ。いつもの動画工房らしい日常系でありつつ、主人公が男性というのがいつもと違うところ。疲れた社会人が美少女に化けた狐に癒されるという内容らしい。掲載誌も芳文社や一迅社ではなくてコミックNewTypeであり、ノリもだいぶいつもと違う感じか。
監督は刀剣乱舞花丸(2期)、構成は多田君や野崎くんの中村氏ということで、スタッフは動画工房とも縁のある人たち。制作陣には不安なところがないので、やはり男性キャラの存在がキーか。
フルーツバスケット
- 監督:井端義秀
- シリーズ構成:岸本卓
- 制作:トムス・エンタテインメント
90年代を代表する漫画の再アニメ化。前期が連載中のアニメ化だったのに対し、こちらは連載完結後ということで、完全アニメ化を目指すらしい。原作者の意向もあってスタッフやキャストも総とっかえということなので前期とは違うアニメになるようだが、opの名曲が聞けないのは少し残念。大正義石見さんが見せてくれる演技に期待したい。
ひとりぼっちの○○生活
- 監督:安齋剛文
- シリーズ構成・脚本:花田十輝
- 助監督:池下博紀
- アニメ制作:C2C
アニメイズム枠の後半。今期は前半が15分枠2つの構成なので、唯一の30分枠である。ひとりぼっちの「ぼっち」が友達を作るために奮闘する、というのがおおまかなあらすじ。転がし方の見えないあらすじだが、三ツ星カラーズと同じ原作者の作品であり原作人気も相当に高い。
構成にド安定脚本家の花田氏、制作がはるかなレシーブのC2Cとスタッフのチョイスも非常に気合が感じられる。PVの感じも非常にふんわりしていて良きなので、期待したい。
この音とまれ!
- 監督:水野竜馬
- シリーズ構成・脚本:久尾歩
- 制作:プラチナビジョン
ジャンプスクエアで連載中の漫画が原作のアニメ。舞台が筝曲部ということで、「お琴」を題材にした青春モノである。ちなみに本来は「筝」という表記が正式で「琴」と「筝」は定義的に異なるものらしい。日本語難しい。なかなか面白そうな題材の原作なので、上手く行けばちはやふるくらいのムーブメントになりそう。制作チームがほぼデビルズラインなのでどうなるかは分からんが。
この世の果てで恋を唄う少女YU-NO
- 監督:平川哲生
- 助監督:松下周平
- アニメ制作:feel.
20年以上前のゲームが原作のアニメ。ゲーム自体は「元祖セカイ系」とまで言われる歴史的作品らしいが、アニメは放送延期などを挟んでこの時期になった。頑張れfeel.、負けるなfeel.。監督は「ゼロから始める魔法の書」の平川氏ということで、スタッフの実力的には十分だと思う。feel.のキャラデザが少し00年代に寄った懐かしめなので受けにくそうという心配はあるが、原作の力を遺憾なく発揮して現代でも受けてほしい。
真夜中のオカルト公務員
NewTypeの漫画が原作のアニメ。妖怪などのオカルトを専門に扱う部署に配属された公務員が主人公という、少しファンタジーの入ったお仕事ものとなっている。
原作の話題はあまり聞いたことがなかったが、監督・構成共に割とベテランなメンツが揃っており結構力の入ったアニメ化らしい。エログロアニメに定評のあるライデンフィルム制作でまっとうな仕事ものをやるというのはちょっともったいない気もするが、日曜夜の〆にはちょうどよさそう。
ぼくたちは勉強ができない
ジャンプのちょっとエッチなラブコメ漫画が原作のアニメ。原作はゆらぎ荘と比べると肌色は少ないがその分フェチを感じて逆にエロい感じがする(主観)。
原作人気もさることながら、スタッフ陣がとにかく強いのがポイント。ラブひなから始まり、最近ではラストピリオドを繰り出した岩崎監督に、構成が天才・雑破業ということで、深夜アニメを作らせたら100%間違いないものが出てくると信じられる座組となっている。週刊連載のラブコメは各ヒロインが1話完結のお当番回を回していく形が続くため13話全体での話の流れが作りにくいという問題があるが、彼らなら難なく解決してくれるであろう。ジャンプアニメに当たりが続いてることも加味して期待したい枠。
賢者の孫
- 監督:田村正文
- シリーズ構成:髙橋龍也
- 制作:SilverLink
今期のなろうからの刺客。「また俺、何かやっちゃいましたか?」のセリフが有名な作品である。監督・制作がアンジュヴィエルジュやつうかあの田村×シルリンの座組で構成が刀使ノ巫女の高橋龍也ということで、女子中心の話には定評があるが、こういう系はどうなろうのだろうか。公式のPVは方向をギャグに振り切ってる印象があるが、できれば「俺やっちゃいましたか?」ギャグだけでなく世界観の広がりも見せてほしい。
鬼滅の刃
ジャンプ漫画が原作のアニメ。連載開始時は10週打ち切りルートだと思ってたのに気づいたらアニメ化していたという黒子のバスケのような立ち位置である。
制作はまさかのufotable。普段は美麗で線が細かいスタイリッシュな絵柄のイメージが強いが、今作ではまた違った印象を受ける。癖の強い原作の絵柄を雰囲気は残しつつ見やすくアニメのキャラデザに落とし込んでおり、キャラデザインの妙というものを感じる。戦闘シーンの核となる剣戟についても刀剣乱舞の実績があるので期待大。このまま黒バスルートに入れるかも合わせて注目したい。
ワンパンマン(第2期)
ワンパンマンの2期目。1期から監督と制作会社が変わったが構成は鈴木氏のままなので、脚本方面は大きく変わらないのではないだろうか。作画に関しては1期の時に「予算が多いんじゃなくてスタッフが頑張ってくれるんです」という公式からのアナウンスが入ってたので、今回も同じくらいのものが期待できるのではないだろうか。やりがい搾取という言葉が叫ばれる昨今でこのアナウンスに期待を込めるのもどうかと思うが。
進撃の巨人 Season 3 Part.2
- 総監督:荒木哲郎
- 監督:肥塚正史
- シリーズ構成:小林靖子
- 制作:WiT STUDIO
進撃の巨人3期の分割2期後半。スタッフも変わらず、放送局も変わらずという体制になっている。
文豪ストレイドッグス 第3シーズン
文豪が能力者になる漫画、3期目。2期目で終わりかと思ってたが、どうも予想以上に劇場版がヒットしていたらしい。制作スタッフも変わらずな上、放送時間も金曜22時半という角川系列では一番良待遇の位置にきている。
前期で割とすっきりした終わり方をしていただけに、3期で俺たたにならないかは不安であるが、人気を見るに大丈夫であろう。
ショートアニメ
ストライクウィッチーズ 501部隊発進しますっ!
- 監督:伊藤史夫
- アニメーション制作:Acca effe 戯画プロダクション
- アニメーション制作協力:プロダクションI.G アニメビーンズ
ストライクウィッチーズのスピンオフ作品のアニメ化。キャラをデフォルメしたコントに加え、独特の緩い絵柄と細かい軍事・お国柄ネタの詰め込みが原作の売りとなっている。PVだけ見ると崩れかけのように見えるが、あれがまさに原作の絵柄の雰囲気なので原作勢としては期待が高い。文字で読ませるネタやタイトルで回収するネタも多いので、その辺をアニメでどう処理するのかが気になるところ。
川柳少女
- 監督・シリーズ構成:神保昌登
- 制作:Connect
アニメイズム枠の前半。今回アニメイズム枠は15分×2に分割されるという珍しい形式になっており、その片方である。週刊少年マガジンの漫画が原作であり、川柳でしか気持ちを伝えられない文芸部の少女が主人公の日常寄りラブコメである。優しい不良にか弱い少女が惚れるというのはオールドファッションすぎて一周回って新しい感じもする。15分アニメ1クールというのは30分ならば6話であり、意外とコンパクトにまとまった話ができそうなので期待したい。
女子かう生
MX月曜24時からの新枠、自称「ふたばにめ枠」のアニメの一つ。原作マンガが台詞無し、いわゆる「サイレント漫画」というのが特徴的。台詞はないが環境音とかはあるので、アニメ自体はサイレントではないが。セリフ以外の息芝居などは入るらしく、各キャラのCVも発表されていたりと、演技面での見どころが多そう。
超可動ガール⅙
ふたばにめ枠の1つ。三次元に興味のないオタクがフィギュアを買ったら突然動き出したいう設定。名前と縮尺感でフレームアームズガールを思い出すかもしれないが、あっちがキャッキャウフフな日常系だったのに対し、こちらはラブコメ路線。主人公の性別も違うし、そもそもフィギュアとプラモデルは全く別物だろうという指摘もある。
割と普通の5分アニメっぽいが、監督が元永慶太郎氏というのが気になるポイント。ショートアニメの尺だとあまり凝った話もできないように思えるが、このメンバーならやってくれる気がする。
みだらな青ちゃんは勉強ができない
- 監督:井上圭介
- シリーズ構成:横手美智子
- 制作:SILVER LINK.
アニメイズム枠の前半のもう片方。講談社の漫画が原作。真面目に勉強したいがエッチな妄想が止まらない女の子が主人公の妄想ギャグである。
なんでここに先生が!?
マガジンの漫画が原作のアニメ。タイトル通り、予想外の場所に先生がいてエッチなハプニングが起こるという、フォーマットを忠実に守る漫画である。
このコンセプトに金子ひらく総監督というのは非常にぴったりであり、それだけで信用できる。
異世界かるてっと
- 監督/構成:芦名みのる
- 制作:スタジオぷYUKAI
角川による異世界転生系ライトノベル作品によるクロスワールド企画のアニメ。「異世界ものアベンジャーズ」と表現されるが、アベンジャーズと違って本当に別々の世界に存在するものたちをクロスさせるため、「キャラ全員を学校に集める」という手法を取ってる。この辺、昔からある「売れたら学園4コマスピンオフを作る」という独特の文化の様式を感じる。
売り上げ上位4作品集めましたという感じのメンバー選びは露骨すぎて笑ってしまうが、監督が怪獣ガールズの芦名みのる氏ということでクオリティは期待できそう。上手く行ったらゴブリンスレイヤーとか転スラとかもどんどん取り込んでほしいので、頑張ってほしい。
ノブナガ先生の幼な妻
ふたばにめ枠の1つ。こえでおしごと!の作者が原作の漫画となっている。「ノブナガ」と言いつつ、舞台は現代。ノブナガ先生と呼ばれる先生のところに帰蝶を自称する少女が押しかけてくるというドタバタ劇となっている。
八十亀ちゃんかんさつにっき
名古屋推しの漫画が原作のアニメ。名古屋弁の女の子の可愛い生態を眺めるという、翔んで埼玉やグンマと比べるとずいぶん平和な地方ネタである。名古屋だけでなく東海地方全体をネタにしてるらしく、岐阜・三重と東海地方出身のキャラがメインに揃っている。 あれ、静岡は。 キャラに合わせて声優も出身地で揃えており、郷土愛の強さが感じられる。
ネトフリ
ULTRAMAN
月刊ヒーローズの漫画が原作のアニメ。タイトル通り誰でも知ってる特撮ヒーロー「ウルトラマン」のif世界が舞台となっている。ウルトラマンが「光の巨人」じゃなくて「強化装甲」だったりと根本から異なる点も多いが、正義とヒーローを扱った作品という大元は変わらないようである。
創刊時から連載されている掲載元の看板作品であるためか、制作の気合いの入り方がすごい。1キャラごとに「アクター」と「声優」がついており、モーションキャプチャーを使って取り込んだキャラの動きに声優が声を入れるという作りらしい。要はフルCGで作る特撮である。ちょっと残念なのはネトフリで初代ウルトラマンのシリーズがほとんど見られないところ。比較しても面白そうだし参考作品として配信しても良さそうなのだが。現状ではPrimeVideoの方に配信してるからダメ、とかあるのだろうか。
7SEEDS
SFサバイバル漫画が原作のアニメ。GONZOにSFアニメという、00年代ならド安定と言われそうな内容になっている。新元号施工後の6月から配信らしいが、果たして。