2020年 秋アニメ一覧(まとめ) 予想と紹介

序文

 9月末です。夏アニメは本数が少なかったはずなのにラピライとかジビエートとか1本1本の充実度が半端ない作品が多くて結構喪失感が強いです。まあ、秋アニメまとめたらやっぱ夏は少なかったんだなと思うのですが。

 以下は秋アニメについての、各作品の軽い紹介、勝手な予想となっています。基本的に深夜アニメ・30分アニメを紹介してます。最近は配信限定とかありますが、実況勢なのでテレビ放送しているものだけでやってます。

 公式情報等ソースは確かなものを使うよう心がけていますが、基本は個人的なメモの延長です。なので主観と適当な予想が交じった雑多なものになってますが、今期アニメ視聴の参考になれば幸いです。

 オリジナルと原作ものは個人的に次のように分けています。

  • オリジナル:上記の原作もの以外。なぞれる原作がないもの。
  • 原作もの:別媒体で発表済みのストーリーをアニメでなぞる形式のもの

 上記の理由から、ラブライブ!のようなキャラだけ固まってるメディアミックスやソシャゲのアニメ化もオリジナル扱いです。アニメ見てストーリーの展開が気になったときに先取りできるのが原作もの、できないのがオリジナルだと思って貰えればいいです。

 この記事は私見バリバリなので、情報だけ欲しい、5分アニメ、朝帯のアニメもカバーしたいという方は「つづきみ」のサイトやアニメイトさんのまとめをどうぞ。

 ここでなら今期作品のPVをほぼ全部見ることも可能だったりします。

オリジナル

アサルトリリィ Bouquet

  • 監督:佐伯昭志
  • 副監督:長原圭太
  • アニメーション制作:シャフト

最近CMでよく見る、アサルトリリィプロジェクトのアニメ。元はアクションドールから始まった企画らしいが、ブシロードが介入することで一気に広がりが生まれたらしい。

何といっても個人的最注目ポイントは監督に佐伯昭志氏が入っているところ。テレビアニメでは放課後のプレアデス以来、待望の新作である。世界観の設定も氏の得意とする「少女×SF的世界観」となっているため、期待値が高い。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会

  • 監督:河村智之
  • シリーズ構成:田中仁
  • アニメーション制作:サンライズ

9月のライブ配信で電撃発表されたラブライブの新シリーズ、虹ヶ咲のアニメ。

制作は変わらずサンライズなのだが、監督・脚本が今までのラブライブから変更されているのが特徴的。監督は三ツ星カラーズ、構成は「あんハピ♪」「ゆるキャン△」「ハチナイ」と過去に担当しており期待値は高い。ゲームのストーリーを踏まえつつ、今までの花田節とはまた違った味わいが楽しめる作品になりそう。

A3! SEASON AUTUMN & WINTER

女性向けの役者育成ゲームであるA3!のアニメ版。前期のSPRING & SUMMERに続く実質的な二期となっている。

前期からスタッフは変わらず。前期で一度放送延期という醜態をさらしてしまっているが、さすがに2回連続はない(と思いたい)。1期もアニメとしては面白かったので内容は間違いない。

まえせつ!

Studio五組によるオリジナルアニメ。お笑い芸人としてトップを目指す少女達が描かれる。正直、夏の宇崎ちゃんと同じ、5分枠と思ったら30分だった作品でもある。

美少女×お笑いということで、はいふりの信田監督が担当するには相応しい内容。構成も待田女史とあって盤石な布陣である。

気になる点があるとすれば、キャラが美少女すぎるせいでイマイチ現実のお笑い界と乖離してるところだろうか。1組くらいデブキャラがいても良かったのでは。

禍つヴァールハイト -ZUERST-

アプリゲームを原作にしたアニメ。明るい異世界ものというより、ダークファンタジー寄りの作品となっている様子。

ただのアプリゲームアニメ、と見せかけて監督が細田直人というフックがある。制作も夏にラピライで異常に良い作画を見せてくれた横浜アニメーションラボということで、思わぬ伏兵となる可能性はある。

キングスレイド 意志を継ぐものたち

  • 監督:星野 真
  • シリーズ構成:清水 恵
  • アニメーション制作:OLM×SUNRISE BEYOND

韓国産のリアルタイムRPGを原作にしたアニメ。ゲームにもストーリーはあるが、アニメはオリジナルキャラも交えた別のストーリーになるらしい。

ネットゲーム原作のアニメは2020夏にアラド戦記という掘り出し物があったため、期待できるジャンル。金曜深夜のクソ被りのせいで話題になる可能性が絶望的に低いのが悲しいところである。

戦翼のシグルドリーヴァ

アニプレックスが仕掛ける美少女×ミリタリーのオリジナルアニメ。美少女がレシプロ機に乗って謎の存在と戦うという、ストライクウィッチーズとコトブキを掛け合わせたような内容となっている。

宣伝では構成がリゼロの作者であることをセールスポイントにしてるが、作家脚本は諸刃の剣になることが多い。だめだった例であるクオリディアコードの経験をアニプレは活かせているのだろうか。監督はアクション作画で有名な人ということで、戦闘シーンにも力を入れている様子。

最も気になる点は、やはりストライクウィッチーズの新作が同じクールにあること。戦闘スタイルが全く違うとはいえ、コンセプトは似てるので最悪の場合はパイの食い合いで共倒れになる危険性はある。古のオタクとしてはストライクウィッチーズの方に肩入れしたくなるが、こっちにも頑張ってほしい。

D4DJ First Mix

ブシロードが仕掛ける、DJ×美少女コンテンツのアニメ版。大ガールズバンド時代の次は、大DJ時代が来たらしい。

先日の発表で色々とフックの多い情報が発表されていたが、そこらへんを抜きにしてスタッフだけ見ても強い。監督水島精二に加え、構成に雑破業。日常アニメとしては十分すぎるというか、逆にそれ以上のものすら期待してしまう。今期は他に虹ヶ咲やおちフルがあったりしてアイドルアニメも密集気味だが「DJ」というのは文化的にも別ものなので差別化は十分できているはず。期待大。

体操ザムライ

  • 監督:清水久敏
  • シリーズ構成:村越 繁
  • 制作:MAPPA

テレ朝のNumanimation枠、新作。初っ端に「イエスタデイをうたって」をかました後なぜかエヴァの再放送をしていたが、ようやく新作を放送するらしい。

タイトル通り、体操競技をテーマにしたオリジナルスポーツアニメ。絵柄も内容も地味だが、MAPPAはかつてユーリ!!! on ICEというオリジナルのスポーツアニメをスマッシュヒットさせた過去がある。今期は女性向けが非常に層が厚いが、それらすらはねのけるポテンシャルは十分にある、今期のダークホース筆頭である。

おそ松さん 第3期

「おそ松くん」のスピンオフ作品、まさかの3期目。2期でブームも去って終わりかと思ったのだが、テレ東的にはまだまだやりたいらしい。

2期前半ではネタ切れ感ありつつ、後半ではそれすら振り切って盛り返してたイメージがあったので、3期は一周回って面白くなるか。

神様になった日

  • 原作・脚本:麻枝准
  • 監督:浅井義之
  • アニメーション制作:P.A.WORKS

麻枝×P.Aによるオリジナルアニメ。Angel Beats!Charlotteに継ぐ3作目となっている。

メインスタッフが基本的にCharlotteと同じなので、良くも悪くも同じ雰囲気の作品になりそう。前2作の傾向から、序盤は確実に話題になりそう。評価は中盤以降の転がし方で決まるか。

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN

秋アニメに現れた、00年代の亡霊達の一人。劇場版・ブレイブウィッチーズを経て、まさかの501統合戦闘航空団のテレビシリーズ続編である。

タイトルからして、ベルリン奪還作戦が描かれるものと思われるが、前期のロマーニャ奪還も話としては最後2話ほどで回収されているので、基本は1話完結の積み重ねとなるだろう。構成に合同名義である「ストライカーユニット」が入ってるのに加え、ライターにいらんこのノベライズやブレイブウィッチーズの前日譚を担当してる(いらんこは引き継ぎ)築地氏が入っており、サイレントやブレイブが登場する可能性も高い。

懐かしさ補正もあって事前評価は非常に高い。一つ懸念があるとすれば、1・2期で屈指の神回と言われた6話(エイラーニャ回)を担当していた佐伯氏が今期アサルトリリィの監督をしているため関わらない可能性があるところ。逆に言えば、それ以外は期待しかない。

ツキウタ。 THE ANIMATION

  • 監督:西本由紀夫
  • シリーズ構成:高橋ナツコ
  • アニメーション制作:Children's Playground Entertainment

1年を12で割った12月を擬人化したプロジェクトである「ツキウタ。」のアニメ版、2期。本当は去年くらいに放送予定だったのが、色々あってこのクールまで伸びてしまったらしい。

迷走具合からも察せられる通り、「2」とついているが1期とは制作体制が全く違う。元々アイドルたちの日常を描くシリーズなので関係ないといえばないのだが、今期は女性向けが激戦区すぎて埋もれる危険性は高い。

ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rhyme Anima

何かと話題の「ヒプマイ」のアニメ版。キングレコードの枠でやるかと思ったらアニプレックスによるアニメ化らしく、枠も金曜深夜、制作もA-1となっている。

人気コンテンツではあるが、安牌とは言い切れない危険さがある。元の世界観がかなりぶっ飛んでるためかストーリー化すると荒唐無稽になってしまう問題があり、実際それもあって漫画版初回の頃に界隈が荒れていた(もちろんそれだけが理由ではないが)。シンフォギアシリーズの監督、遊戯王シリーズの構成という「ぶっ飛んだ設定でバトルするアニメ」を作るのに長けたメンツが揃えられているが、果たして。

まあ、いい感じのトラックといけてるリリックがあればストーリーはぼんやりしてても売れるのかもしれないが。

アクダマドライブ

studioぴえろによるオリジナルアニメ。未来の日本を舞台に「アクダマ」と呼ばれる犯罪者たちが活躍する姿を描いたクライム・サスペンスものとなっている。

構成にニトロプラスの海法氏が入っており、ハード目な内容になることが期待される。

原作あり

安達としまむら

今期のアニメリコ枠、後半。百合の世界では知らぬもののない入間人間の小説を原作としている。

原作力が非常に高いが、制作体制が五等分の花嫁と同じというのは気になるところ。一応、構成の大知慶一郎は「まちカドまぞく」の構成なども務めているので百合方面は強いと思われるが。原作力高いだけに、こけないでほしい。

池袋ウエストゲートパーク

00年代の亡霊の一人。ドラマが2000年に放送されたので、実に20年を経てのアニメ版である。一応原作は現在も続いてるシリーズなのだが、アニメ化する範囲がドラマと同じくらいだとするとやっぱり00年代である。

内容的にはアンダーグラウンドの男の子たちを描いたシリアスめの群像劇なのだが、制作スタッフだけ見たら「美少女ものです」といっても通じそうなメンツなのが面白いところ。原作が執筆当時の文化や雰囲気を色濃く映してる大衆小説の名作なだけに、20年後の現代にそのままアニメ化しても違和感が出そうなのも気になる。いい意味でアニメとしての完成形が想像できない作品である。

いわかける!

サイコミで連載されているロッククライミング漫画を原作にしたアニメ。今期から新設されたテレ朝系列のアニメ放送枠「ANiMAZiNG!!!」の一作目となっている。

製作のBLADEは制作協力で入ることが多く、テレビアニメの元請けはほとんど無い会社なのだが、CyGamesの後ろ盾もあるため不安は少ない。全国ネット深夜放送枠の1作目ということで、この枠が続くかどうかはこの作品にかかっている。

おちこぼれフルーツタルト

ハナヤマタの作者、浜弓場双によるアイドル漫画を原作にした作品。きららキャラットで連載されている、由緒正しききららアニメである。

「きらら作品」と言いつつ学園ではなくアイドル事務所が舞台というのが最大のフックか。萌えよりギャグの印象が強い川口敬一郎監督だったり、実は「かなめも」以来のfeel.制作によるきらら作品だったりと、イレギュラーな部分も多く、それだけ新鮮なものが来る可能性は高い。アイドルものはハードル高めかつライバルも多いが、原作ありの強みが出てほしい。

くま クマ 熊 ベアー

今期のなろう原作アニメの一つ。女性ゲーマーがゲーム世界に転生する話になっている。

なろう原作は玉石混交だが、特に女性主人公ものは「はめフラ」や「防振り」「のうきん」など良作が多い。放送のかなり前からCMを流してるところからも力の入れようが伺え、今期のラノベ枠では間違いなく一番話題になっている注目作である。

ゴールデンカムイ

  • 監督:難波日登志
  • 助監督:川越崇弘
  • シリーズ構成:高木登
  • アニメーション制作:ジェノスタジオ

ゴールデンカムイの3期目。来ると思っていなかったので、かなり嬉しい枠である。2期のラストでアシリパさんを奪われて終わっているので、続きが無い方がおかしいと言えばそうなのだが。

前回が分割2クール目だったのに対し、今期は間違いなく人気で作られた続編といってよいだろう。スタッフも変わっていないので前作同様に楽しいアニメになっているはず。

ご注文はうさぎですか? BLOOM

「可愛い」の権化、ごちうさの3期。

劇場版を含めてもかなり久しぶりのテレビ版であり制作もキネマシトラスからエンカレッジフィルムズに代わっている。とはいえ、メインスタッフには変更ないので問題ないはず。しいて言えば、最近はきららでもストーリー構成をしっかりめにすることが多い中で3期目とあってマンネリ化しないかが不安か。

NOBLESSE -ノブレス-

今期の韓国産マンガ原作アニメ。和訳したものがLINE漫画で配信されている。

内容としては男性キャラ多めのダークファンタジー。地味に製作がProduction I.Gだったりハラダサヤカが関わってたりと、かなり力が入っている。特に女性向けで強いスタッフが揃ってる印象。韓国国内向けの原作は既に完結しているらしいので、アニメも完結まで描いてくれると嬉しい。

ひぐらしのなく頃に

00年代の亡霊の一人。言わずと知れた00年代を代表するコンテンツの再アニメ化である。

一度解決編まで全てアニメ化してしまってる状態なので、今回のアニメは最初からリメイクするとのこと。パッショーネ制作というのもあって、絵柄は最新アニメらしいキレイなものになっている。反面、旧アニメ版にあった異様な不気味さは失われている可能性は高い。鬼才・今千秋監督によるコンテ・演出の妙に川口敬一郎監督と構成のハヤシナオキがどのように挑んでいくのか。原作の力は明らかなだけに、制作の「力」に注目したい作品。

100万の命の上に俺は立っている

  • 監督:羽原久美子
  • シリーズ構成:吉岡たかを
  • アニメーション制作:MAHO FILM

別冊少年マガジンで連載されている漫画が原作。異世界転生ものではあるがラノベ原作ではない。

「合理主義で単独行動が好きな中学3年生」という主人公設定から漂う痛々しさからも察せられる通り、かなりひねった話運びが魅力らしい。130万部越えというなかなか人気な原作らしいが制作のMAHO FILMの体力だけが若干心配である。

神達に拾われた男

  • 監督:柳瀬雄之
  • シリーズ構成・脚本:筆安一幸
  • アニメーション制作:MAHO FILM

今期のなろう原作アニメであり、1クールに1つは欲しい異世界転生もの。その中でも運命や魔王に立ち向かない「スローライフ」ものということらしい。

最大の懸念は製作のMAHO FILMの体力。以前の「うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。」では相当厳しそうだったが、今期はさらに「100万の命の上に俺は立っている」と同時期に製作となっている。共倒れにならないだろうか、不安は大きい。

キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦

  • 監督:湊 未來・大沼心
  • シリーズ構成:下山健人
  • アニメーション制作:SILVER LINK.

ファンタジア文庫の戦記ラノベを原作にしたアニメ。敵対する国同士の将軍と王女が惹かれあうという、ロミジュリ的な設定から始まる物語である。

ファンタジア文庫の推し作品ということもあってか、大沼監督と下山構成というSILVER LINK御用達のメンバーを揃えた制作体制が敷かれている。しかし、この布陣はそのままデスマーチを制作したメンバーだったりもするので安牌とは言い切れないのが難しいところ。原作力に期待したい。

呪術廻戦

今期のスーパーアニメイズム枠。ジャンプのバトル漫画が原作となっている。

鬼滅ほどではないにせよ原作の絵には癖があるのだが、アニメでは上手くリファインされている。本誌連載開始直後はすぐ終わりそうに思えたあたりも含めて鬼滅と同じ流れを引き込んでいる感じがしており、次なるブームの引き金になりそう。

進撃の巨人 The Final Season

2013年から続いた進撃の最新作。タイトルにある通り、ついに最終章らしい。

相変わらず放送時間は日曜深夜のNHKクソ枠。そもそも12月からなので秋アニメと言えるかも怪しい。

トニカクカワイイ

  • 監督:博史池畠
  • シリーズ構成:兵頭一歩
  • アニメーション制作:Seven Arcs

ハヤテのごとく!畑健二郎によるラブコメ漫画を原作にしたアニメ。タイトル通り、嫁が可愛いとのろける作品である。

宇崎ちゃんや高木さんと同じ、ヒロインがほぼ1人しかいないラブコメなので、ヒロインへの好感度+主人公への好感度で作品の評価が決まる。cv鬼頭明里ということで既にかなり好意的になっているが、はたして。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかlll

ダンまちの3期。

2期でもそこそこ壊滅の危機を迎えていたヘスティアファミリーだが、3期では本格的に壊滅しかけるらしい。視聴者に心理的負担を強いるヘビーな話ができるのは長期シリーズの特権なので、利を活かした話を期待したい。

ハイキュー!! TO THE TOP(第4期)

ジャンプのバレーボール漫画、ハイキューのアニメ4期目。1月から分割2クールで夏に放送予定だったものが、諸々で遅れて今期になっている。

I.Gは今期これも含めて3作放送しているが、本来は夏に放送予定だったのが収録の関係で遅れただけ(のはず)なので、絵などには問題ないと思う。

魔王城でおやすみ

  • 監督:山﨑みつえ
  • 副監督:野呂純恵
  • シリーズ構成:中村能子
  • アニメーション制作:動画工房

サンデーで連載されている漫画が原作のアニメ。

IWGPほどではないが、動画工房制作アニメとしては珍しく男子キャラ多め。というかクリーチャー多めである。主人公は可愛い女の子(cv水瀬いのり)なので、彼女の活躍に期待したい。寝てるだけらしいが。

魔女の旅々

  • 監督:窪岡俊之
  • シリーズ構成・脚本:筆安一幸
  • アニメーション制作:C2C

GAノベルの小説が原作のアニメ。タイトル通り、魔女の女の子が旅をする話らしい。

美少女ロードムービーアニメということで、間違いなく好きな部類である。構成の筆安一幸氏は少女終末旅行を担当していたうえC2Cの絵も安定しており、観たいものを観たい形で提供してもらえるはず。

魔法科高校の劣等生 来訪者編

  • 監督:吉田りさこ
  • 音楽:岩崎 琢
  • アニメーション制作:エイトビット

「お兄様」でお馴染みの魔法科高校の2期。劇場版を挟んでるとはいえ、1期から6年ぶりという待ちに待った続編である。

製作会社が前期のマッドハウスからエイトビットに変更されているが、劇場版を見る限り違和感はない。公式で発表されてるスタッフ情報に構成・脚本が表記されてないのだけ少し気になるが、お兄様なら問題ないはず。

無能なナナ

ガンガンで連載されてる漫画が原作のアニメ。人類の敵と戦うために能力者が集められた学園を舞台にしたバトルものである。

学園・能力・バトル・サスペンスとガンガン漫画らしい要素が詰まった原作は期待値が高い。ビッグタイトルが多い今期では埋もれがちだが、手堅い枠にはなりそう。

憂国のモリアーティ

ジャンプSQで連載中の漫画が原作。シャーロックホームズのライバルだったモリアーティが主人公のビカレスクものとなっている。

ジョーカーゲームの制作スタッフにさらに雑破業が加わっており、メンツ的には十二分に豪華。原作力も高いので、間違いなく名作になると思われる。