2022年 秋アニメ一覧(まとめ) 予想と紹介

序文

 10月です。仕事とか映画見たりしてたら秋アニメが始まってましたが。9月30日から始まるなんてイレギュラーは聞いてないのでノーカンでお願いします。

 以下は秋アニメについての各作品の軽い紹介、勝手な予想となっています。基本的に深夜アニメ・30分アニメを紹介してます。最近は配信限定とかありますが、実況勢なのでテレビ放送しているものだけでやってます。

 オリジナルと原作ものは個人的に次のように分けています。

  • オリジナル:上記の原作もの以外。なぞれる原作がないもの。

  • 原作もの:別媒体で発表済みのストーリーをアニメでなぞる形式のもの

 上記の理由から、ラブライブ!のようなキャラだけ固まってるメディアミックスやソシャゲのアニメ化もオリジナル扱いです。アニメ見てストーリーの展開が気になったときに先取りできるのが原作もの、できないのがオリジナルだと思って貰えればいいです。

 この記事は私見バリバリなので、情報だけ欲しい、5分アニメ、朝帯のアニメもカバーしたいという方は「つづきみ」のサイトやアニメイトさんのまとめをどうぞ。

 ここでなら今期作品のPVをほぼ全部見ることも可能だったりします。合法的に。

オリジナル

アキバ冥途戦争

 今期のP.Aオリジナルアニメ。いつの間にか自称しなくなった「お仕事もの」の系列であり、今度の職場は秋葉でメイドとなっている。  絵柄やコンセプトはいつものP.Aっぽいがメイドを冥途と表記するのは毛色が違うな~と思っていたが、どうやらCyGamesとのコラボ作品とのこと。そう言われるとすんなり納得できるのが面白い。  P.A.の芸術性とCyGamesの「売れる」企画力が合わさったらかなり強くなる予感がするのだが、今のところCyGamesの色の方が強いのは気になる。ウマ娘のように相互作用が生まれてほしいが、はたして。

永久少年 Eternal Boys

 今期のアイドルアニメにして最大のキワモノ。崖っぷちアラフォーおじさん達がアイドルとして活躍するという、お仕事もの×アイドルものといった内容になっている。  「理由あって、アイドル!」は某SideMのフレーズだが、あちらより数倍は「冴えない」おじさん達が並ぶキャラデザはかなりインパクト大。一般的なおっさん像ではなく「ちょっと子供っぽいおじさん」に寄せた造形が絶妙にキツさを出している。  うえのきみこ構成脚本というのもあって絶対に面白そうなのだが、放送時間が深い上に「FOD独占配信」というのがかなりネック。フジテレビが今までアニメに使ってなかった枠をあててるので力は入れられてそうなのだが、はたしてどれだけ売れるか。作品自体の期待値はかなり高い、ダークホースな一作である。

アイドリッシュセブン Third BEAT! 第2クール

  • 監督:別所誠人
  • シリーズ構成:関根アユミ
  • スーパーバイザー:あおきえい
  • アニメーション制作:TROYCA

 アイナナ3期の後半2クール目。前半1クール目で内部的な問題はなんとか解決した感じだが、外部の敵はまったく処理できておらず。「芸能界の悪意」というに相応しいどす黒いものがここから襲ってくるようである。見る前から辛いのだが、見たら絶対面白いのは間違いない。3期後半ということで既に追ってる勢でしか盛り上がれないのは悲しいところか。

恋愛フロップス

  • 監督:長山延好
  • 助監督:由井 翠、浅利藤彰
  • シリーズ構成・脚本:安本了
  • アニメーション制作:パッショーネ

 今期のオリジナルアニメ。普通の男子高校生と5人のヒロイン達が出会うところから始まるラブコメである。  正直、本当にオリジナルアニメか怪しくなるくらい設定にフックがない。PVで出てくるキャラは可愛いし原作ものなら分からなくもないが、この引っ掛かりのない設定でオリジナルとして企画が通るのか。「はいふり」や「がっこうぐらし」のような放送後のどんでん返しが何かあるのではないかと疑ってしまう。普通過ぎて逆に気になる、今期のオリジナルアニメのダークホースである。制作がパッショーネなのでエロ方向にも期待できるのは行幸

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

  • 監督:米田和弘
  • シリーズ構成・脚本:筆安一幸
  • アニメーション制作:PINE JAM

 最近熱い、女の子×アウトドア(?)なアニメ。きらら枠のような顔をしているが、オリジナルである。  DIYがテーマで主人公の名前が「結愛 せるふ」というのはコロコロ寄りなギャグ漫画のセンスを感じる。さすがに中身までコロコロではないだろうが、そこまで攻めても面白そうではあり、筆安一幸だとワンチャンあるかもしれない。

「艦これ」いつかあの海で

  • 監督:三浦和也
  • シリーズ構成・脚本:田中謙介
  • アニメーション制作:ENGI

 艦これのアニメ新作。劇場版までやったのにドワンゴの偉い人に「アニメなんてなかった」とか言われてしまったところから、よくここまで来たものである。  しかし、残念ながら今作は「2期」ではないらしい。よっぽど前期の酷評が堪えたのか、公式自ら連続性を強く否定しており、スタッフも総とっかえとなっている。  過去のツイートを全消去するという徹底ぶりからは「不退転の決意」を感じるが、個人的に劇場版はかなり好きだったので続編で無いのは悲しいところである。はたして、この思いに内容がついていくのだろうか。

忍の一時

  • 監督:渡部周
  • シリーズ構成・脚本:高野水登
  • アニメーション制作:TROYCA

 今期のオリジナルアニメの1つ。以前からCMはよく流れていた一作である。  「忍者」というトンチキな題材なのにTROYCAの絵柄のせいか真面目な作品に見えるのは良いのか悪いのか。キャッチコピーに「どんでん返し」とか「先の読めない」とかつけちゃうなど、力の入れ方に対してこけそうなフラグが乱立してるのは気になるところ。全部折って大名作になってほしいのだが、はたして。

聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-

 今期のスーパーアニメイズム枠。有名RPGのタイトルである「聖剣伝説」を原作にしたアニメとなっている。  ゲーム原作のアニメ化は「ゲームシナリオをアニメ化すると単調になりやすい」「設定・世界観が煩雑になって伝わりづらい」といった問題が常につきまとう。逆に言うと、そこさえ上手くクリアできれば元の良さがあるだけに成功は約束されたようなもの。神保監督は手練れなので、その辺のハードルも上手く超えてくれるだろう。  それにしても、「大型IPでスーパーアニメイズム枠」という覇権のような組み合わせにしては事前の盛り上がりに欠ける気がするのだが。他の作品が異常なだけだろうか。

VAZZROCK THE ANIMATION

  • 監督:高本宣弘
  • シリーズ構成:松田恵里子
  • アニメーション制作:ピー・アール・エー

 今期の男性アイドルアニメ。「ツキプロ」シリーズの新シリーズになっている。  正直、このシリーズはキャラが多すぎて把握しきれてないのだが。新作がいくつも放送されるだけあって、ファン向けで作っても継続できるくらい安定人気があるのだろう。女性向けジャンルは深淵である。

メガトン級ムサシ シーズン2

 レベルファイブの作るゲーム原作のロボットアニメ。だいぶハードな世界観が印象的だった1期から、はたしてどのような結末を迎えるのか。

原作あり

ぼっち・ざ・ろっく!

  • 監督:斎藤圭一郎
  • シリーズ構成・脚本:吉田恵里香
  • 副監督:山本ゆうすけ
  • 制作:CloverWorks

 今期のきらら枠。陰キャ少女がバンドを始めるという、音楽ものでもある。  由緒正しい「きららアニメ」ではあるが、原作の時点で青春成長ものの側面がかなり強い。アニプレックスが打ち出すというのもあって、ゆるいノリよりもストーリーの方に重点が置かれる可能性は高いだろう。  バンドものなのでキモはやはり楽曲の質だが、PVでもまだお披露目されてないのは気になる。

虫かぶり姫

 今期の質アニメ枠。「虫かぶり姫」と呼ばれるほど本好きな主人公の少女が王子の婚約者になるところから始まるラブファンタジーである。  中世風の世界を舞台にした恋愛ものということで少女漫画のような雰囲気だが、元はなろうで連載されていた作品。ネット文学の多様性をおおいに感じるところである。マッドハウス制作でキャスト・スタッフともに派手さはないが手堅い人員が揃っており、原作の評判もあって高品質な仕上がりになることは間違いない。

4人はそれぞれウソをつく

  • 監督:星野 真
  • シリーズ構成:清水 恵
  • アニメーション制作:スタジオフラッド
  • 制作協力:studioぴえろ

 今期のANiMAZiNG!!!枠。正体を隠した4人の女子高生達の日常を描いた学園コメディである。  「それぞれrで主人公を張れそうな設定のキャラたちが集まって1つのコミュニティを形成する」という作りはなんとなくスパイファミリーっぽいが、ジャンルはまったく違うので別物である。雰囲気は軽いが、ストーリー面も評価されているようなので期待したい。

チェンソーマン

 少年ジャンプの問題作、チェンソーマンのアニメ。放送前からトレンドにのるのが当たり前という、覇権度がカンストしたような作品である。  MAPPAによる一社制作、EDが毎回変わるなどキャッチーな話題にあふれているが、そんなのでは誤魔化せないくらい原作のクセは強い。風味を残しつつアニメとして見やすいように整理するのは必須だろう。漫画として読みづらい部類になるとも思うので、気になったらアニメを見てから漫画を読んだ方がいいだろう。

不徳のギルド

 今期のエロ枠。ガンガンの漫画が原作となっている。  設定的には異世界ファンタジーだが、魔物によるヒロインたちへの過激な性的攻撃が売りのひとつ。放送禁止とまではいかないが、修正との戦いになるのは必須だろう。制作がティー・エヌ・ケーなので「不徳」の文字に恥じないものになると思うが、エロコメディといいつつストーリーも評判なので異世界レビュアーの二の舞はさすがに避けてほしい。上手く転べばエロ×ストーリーでトップも狙える、今期のダークホース枠。

ブルーロック

 今期のサッカーアニメ。マガジンで連載している漫画が原作ということで、なんの因果か出版社的にもジャンル的にも稀代のサッカーアニメ「シュート goal to the future」の後継となってしまっている。  シュートのせいでサッカーアニメと聞いただけで笑ってしまう体になった人も多いが、設定だけならこちらの方もかなり奇抜。「失格したら二度と日本代表になれない」という条件のもとで高校生FWたちがしのぎを削るという、サッカー×デスゲームな設定になっている。  サッカーはもちろん、デスゲームもアニメ向きな題材なのは周知の事実。この2つの掛け合わせでどのくらい面白くなるのかは注目したいところである。

後宮の烏

 集英社の小説原作アニメ。中華風の世界を舞台にしたファンタジーとなっている。  1話序盤を見た感じ、雰囲気を大切にした重厚な作り。レーベルの代表作かつ完結済みということで、ストーリーの面白さ・完成度は間違いなさそうだが、スロースターターな雰囲気は強い。アニプレ作品ということで枠には恵まれてるので、後半が勝負だろうか。

新米錬金術師の店舗経営

  • 監督:博史池畠
  • シリーズ構成:村越繁
  • アニメーション制作:ENGI

 今期のなろうアニメの1つ。タイトル通りのお店経営ものとなっている。  可愛い女の子が主人公でメインキャラも全部女子のためジェネリックきらら風味があるが、チート・無双要素もしっかりある様子。緩い絵柄もアニメの雰囲気にはピッタリであり、力が入った作品の多い今期では丁度いい感じがする。

うちの師匠はしっぽがない

 アフタヌーンの漫画を原作にしたアニメ。落語家に化けた狸の元に主人公の狸が弟子入りするところから始まるお仕事日常ものである。  落語というと男社会のイメージもあるが、キャラは女子中心なのが嬉しいところ。講談社×ライデンフィルムという組み合わせも安心安全。派手に売れることはないかもしれないが、金曜22時半という放送時間に最適なアニメになることは間違いない。

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

  • 監督:羽原久美子
  • シリーズ構成・脚本:猪原健太
  • アニメーション制作:MAHO FILM

 今期のなろう枠悪役令嬢もの。転生者の主人公が破滅ルートを避けるためにラスボスに手を出すという内容になっている。  悪役令嬢ものとしては典型的な流れではあるが、王道は面白いから王道なわけで。じっくり話を進めるよりテンポよくギャグを挟んでもらった方が楽しいと思うので、ハイテンションでやってほしいところ。

ヒューマンバグ大学 -不死学部不幸学科-

  • 監督・キャラクターデザイン:西山 司
  • シリーズ構成:中島直俊
  • 制作スタジオ:DLE

 今期の「5分アニメじゃないんだ」な30分アニメ枠。YouTubeのチャンネル「ヒューマンバグ大学」を原作にするという、たぶん史上初のアニメであるが、自称はしていないので定かではない。  元の動画が「漫画形式のスライドショー動画」なのでくくりで言えば漫画原作になるのだろうか。再生数16億超え、登録者158万人という数字は伊達ではなく、間違いなく話は面白いのだろうと思う。しかし、DLE制作で30分のアニメを毎週というのはだいぶ気合が入ってというか、テレ東らしい挑戦的な企画である。

陰の実力者になりたくて!

  • 監督:中西和也
  • シリーズ構成:加藤還一
  • アニメーション制作:Nexus

 今期のなろうアニメの1つ。タイトル通り、陰の実力者になりたがるちょっと中二病入った主人公が転生して「本物」になっていくコメディとなっている。  既にゲーム配信が決まっていたりしてわりと力が入ってるようではあるが、やたら原作ものの層が厚い今期においてどれだけ存在感が出せるか。アニメ本編まで「陰の実力者」になってしまう可能性は高い。

転生したら剣でした

 今期のなろう枠転生もの。タイトルであらすじが分かるというお手本のような作品である。  以前からCMが流されていたあたり、原作の知名度はなろう勢トップだろう。設定が強烈なだけに出オチにならないかはやや心配である。

夫婦以上、恋人未満。

  • 総監督:加戸誉夫
  • 監督:山元隼一
  • シリーズ構成:荒川稔久
  • アニメーション制作:studio MOTHER

 今期のラブコメ漫画原作枠。「夫婦実習」という同居制度から始まる疑似カップルものになっている。  高校生男女が学校指定のもとペアを組んで同棲する上、監視されて「夫婦っぽいことをさせられる」というのはディストピアSFと勘違いしそうな設定であるが、あくまで個人の自由意志による参加らしいのでセーフらしい。  同棲までの導入はトリッキーだが、主人公とヒロインはオタクとギャルという王道な組み合わせ。そこに幼馴染ヒロインまで加えてるので構図としては安定のトライアングルである。ギャルは最近また盛り上がりを見せているジャンルであり、その波に乗れればスマッシュヒットもあり得る1作ではあるが。

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女と出会う

 今期のなろう枠にして、タイトルから分かる王道の追放もの。  あらすじに特筆すべきことはないが、ケモ耳の美少女がたくさん出てくるのは性癖強めで嬉しい。

農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。

  • 監督:ながはまのりひこ
  • シリーズ構成:待田堂子
  • アニメーション制作:studio A-CAT

 今期のなろう原作枠の1つ。タイトルがそのまま自己紹介という、いつもの安心設計である。  ストーリーは推して知るべしという感じだが、キャラ絵が可愛いらしいのはかなり好感が持てる。ザ・萌えという感じのビジュアルを保てれば面白そうであり、制作もstudio A-CATなので抜くところと決めるところの取捨は上手いだろう。

ゴールデンカムイ 第四期

  • 監督:難波日登志
  • シリーズ構成:高木登
  • アニメーション制作:ジェノスタジオ

 説明不要な金カム4期目。3期目までで既に面白かったが、原作だとここからラストに向けてさらに怒涛の内容らしい。スタッフの変更も特になくアニメの質は間違いないので、後はどのくらいエピソードを回収できるかだろうか。

宇崎ちゃんは遊びたい!ω

 なにかと話題になる乳デカすぎ後輩アニメの2期目。ω(オメガ)というマークがついてるが、読みは「ダブル」というらしい。このωははたして、乳袋なのか金玉なのか。制作スタッフは特に変わらないので内容的には上昇も下降もなさそうだが、コラボとかでもう2回くらいは燃え賑わってほしいところである。

うる星やつら

 今期のノイタミナ枠にして、発表時かなり話題になっていたリメイク作品。  小学館の創業100年記念ということで気合の入り方は素晴らしく、豪華なスタッフが揃っている。個人的に、キャストが元のアニメ版からは変更されてるのは懐古趣味が適度に抑えられていいと思う。  しかし、リメイクものは大概が発表当時が一番話題になるもの。ここから下降線をどれだけ緩やかにしつつ上昇に転じるチャンスを作るかがカギとなるが、ノイタミナ枠は遅めの時間のせいでリアルタイムが盛り上がらないのが辛いところ。「原作からエピソードを抜粋して全4クール」やると豪語している、はたしてこの大風呂敷は畳み切れるのか。

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

 ジョジョの6部のアニメ、分割されていた2期の後半になっている。  原作の時点で既に面白いのは間違いないのだが、アニメは更に原作の分かりにくかった箇所や無理やりな箇所を上手く調節してくれてたりするので本当に死角が無い。正直、漫画だけだとよく理解できなかった部分もあるので、アニメでしっかり理解したい。

SPY×FAMILY 第2クール

 説明不要なスパイファミリーの2期目。分割2クールめということでスタッフに変更もなく、死角があるとすれば、今期の集英社本気アニメ大渋滞な状況で対消滅する可能性くらいだろうか。

不滅のあなたへ Season2

 思ったより遅かった「不滅のあなたへ」の2クールめ。NHKらしい健全に重厚な作品であることは1期で明らかだったが、今期の怒涛の新作ラッシュの前だと少しフックが弱いか。

BLEACH 千年血戦篇

 アニプレックス集英社による死者蘇生プロジェクト。マジで2022年にもなってBLEACHがアニメで完結するなんて思ってもみなかった。懐かしいと思いたいのだが、PVを見ると記憶にある夕方放送より10倍くらい絵面がリッチになっているのは笑ってしまう。  既に4クールやると宣言しており、原作の量と比較しても総集編ペースになることはないだろう。  問題があるとすれば、最終章は過去の伏線を全て回収する内容なのに伏線が遠すぎることだろうか。個人的にはアニメオリジナルのストーリーもどこかで回収してくれたら嬉しい。

ポプテピピック TVアニメ―ション作品第二シリーズ

  • シリーズ構成:青木純
  • シリーズ構成・シリーズディレクター:青木純
  • アニメーション制作:スペースネコカンパニー・神風動画

 色々な意味で話題になったポプテピピックの2期目。正直、1期の段階でやりたい放題だったので、何かを予想することすら無駄である。座して待つのみ。

マブラヴ オルタネイティヴ 第二期

 今期の+Ultra枠。あのロボットアニメ大量クールからの生き残りである。  元の原作が古いので最新アニメと比べるとどうしても劣る感じはあったが、そういうこと以上に「FOD独占」が足を引っ張っていたのは間違いない。引き続きFODだけでしか後追いが出来ないということで、悲しい限りである。

名探偵コナン 犯人の犯沢さん

  • 監督:大地丙太郎
  • アニメーション制作:TMS/第1スタジオ

 タイトル通りの名探偵コナンのスピンオフ作品。同作では犯人が序盤で登場する際、全身黒タイツのようなシルエットで描写されるわけだが、そこから逆に発想を得て普段から犯人のような見た目で生きてる人を主人公にしたギャグ漫画である。  設定は出オチのようだが、意外なことに5年以上連載を続けてる作品でもあり、話題先行ではない面白さがあるのは間違いない。本編を踏まえた上でのギャグを考えると、未履修の層に対する波及力がどれほどのモノかは微妙。

モブサイコ 100 Ⅲ

  • 総監督:立川 譲
  • 監督:蓮井隆弘
  • シリーズ構成:瀬古浩司
  • アニメーション制作:ボンズ

 さらっと来てたモブサイコの3期目。あまりにビッグタイトルが多すぎてこんだけの安定良作なのに霞んでしまってるのは恐ろしいところである。2期から思ったよりギャグを捨ててバトルと精神的成長の物語にシフトしていたが、3期ではどうなるのだろうか。

ヤマノススメ Next Summit

 ヤマノススメの4期目。5分枠からスタートしてついに30分枠まで成長した、ジャパニーズアニメドリーム溢れる作品である。一応、最初の数話は1~3期の再編集版になるらしい。  気付けば10年近く続いてるシリーズなのに、製作スタッフは特に変わらない。その辺が信頼の証といえるだろう。ここから入ってもまったく問題ないので気になった新規にお勧めできるのも嬉しい。

弱虫ペダル LIMIT BREAK

 弱虫ペダルの5期目。4期が2018年なので少し久しぶりというか、いまいち旬は過ぎてしまった感じはするが。女性人気のある作品は息が長いんだなと改めて感心してしまう。

ベルセルク 黄金時代篇 MEMORIAL EDITION

  • メモリアル・エディション監督:佐野雄太
  • 劇場版監督:窪岡俊之
  • 脚本/メモリアル・エディション脚本総監修:大河内一楼
  • アニメーション制作:STUDIO4℃

 原作者死亡からの連載再開でも話題となった名作漫画のアニメ版。以前に劇場で上映されたものを再編集した内容となっている。10年近く前のものをいまさら編集して放送するということは、何かさらに動きがあるのだろうか。